ボンボンの夢を見た
懐かしい友人に会いに、大阪へ旅に出た。
そして荷物入れ用にと、買ったばかりのペットカートを同伴させ、それをウッカリどこかに置き忘れて無くしてしまった。
そして見知らぬ土地を探し彷徨っていた。
探しまわるが見つからず、クヨクヨしながら歩いていたら…
とあるショップの店先に折り畳んだウチのカートが!
店に踏み込むと、カートのそばには黒くてちいさな子がいた。
「え!?もしかして私はカートと一緒にトントンも一緒に迷子にした??そんな筈無いんだけど」とパニックになり、その黒くて小さな子を振り向かせた。
ボンボンだった。しかも何故だか口を真一文字に結んだ真顔のボンボン。
(笑顔も好きだが、この仏頂面も大好きだった。)
どうして?どうしてここにいるの?泣きながら問いていると、奥から店主らしき謎の女性が
「『お星様になっても会いたいから』って。」
と、代弁してくれた。
そこで泣きながら目を覚ましたんだ。
もっともっとハグハグしていたかったな〜なんて、ベショベショに濡れた頬を手で拭ったんだけど…
その手には、ボンボン独特のパッサパサしたダブルコートのオケ毛の手触りがシッカリ残ってた。
今思えば、謎の女性の言葉は、ボンの言葉と言うより、私の想いそのままだと思う。
強い願いにしょうがなく降りて来た感じかな?
次はいつボンボンの夢を見られるのかなぁ。
なかなかこんなチャンスないので、今回の夢を何百回も反芻するんだ。
不思議と今回は細かい描写の映像が鮮明に覚えられてるんだよね☆
真顔だったのは、「物を大事にしろ」と言うことかな(笑)
起きてボンのお骨のお立ち台とデジタルフォトフレームを眺めながら想いを馳せていたら、トントンも起き出した。
「トントンの大切なカート、ニイちゃんが見つけてくれたよ!良かったね」とトントンに話しかけたら、トントンは不思議そうな顔をして、私の濡れた頰を一所懸命クンクン嗅いでた。(舐め取上げる程優しくはない 笑)
最高な1日だったな。